結構ありそうなユースケースだと思うけど、ちょっと調べた感じベストプラクティスは見つからなかった。
俺がやりたいのは、惑星、衛星の軌道を表示すること。なんで、そこまで複雑な線を描画したいわけじゃない。
Kugelblitz
UE5:線を描画する
UE5って、本番ビルドでも使えるdrawDebugLineみたいのないのか。
以下実装案。
1.ナイアガラのリボンを使って描画する
軽く試した感じ、なんとなくいい感じに見えるけど、描いてる途中が見えちゃう。
2.UMG上にdrawLineで描画する
カメラの距離がどんな場合でも線の見え方が変わらないのがメリットだけど、惑星の裏側を通るような軌道も描画される。
3.動的にチューブ上のメッシュを作成
カメラの距離によってチューブの太さを変える必要あるかな？近寄ったら軌道の線が太く見えます、とかでも気にならない？
4.軌道を描いたテクスチャを動的に生成して平面メッシュに貼り付け
惑星、衛星の軌道面は、必ずXY平面上にあるから実現できる方法。軌道面の真横から見ると軌道が見えないけど、たぶんそれは気にならない。
太陽系の自然惑星の軌道を描画するなら、そんなにパフォーマンスは気にしなくてもいいだろうけど、数百、数千の人工衛星軌道を描画する場合はパフォーマンスが気になりだすかも。
ただ、数千も一度に軌道面を表示する必要なんてあるかな？ごちゃごちゃして見えにくいだろうから、一度に描画できる人工衛星の軌道は、10から100くらいに制約してもいいかも。
ナイアガラのリボンで実装した例
UMG上にdrawLineで描画する方法で実装した例。
こうしてみると、このやり方のほうがいいと思う。どんなやり方にするにせよ、三次元空間に線を描画するやりかただと、シャープな線は描画できないと思う。
UMG上にdrawLineで描画する方法の欠点として、軌道を表す線が惑星上にも描画されてしまうので、惑星にかぶっているところは描画しないような処理を入れる必要がある。
惑星にかぶっているところは線を描画しないようにした。
KSPはどうなってるのか見てみる。遠近に関わらず、同じように線が描画されているから、おそらく2Dの領域に線を描画しているのではないか？
たくさんの軌道を表示した様子。
場面によっては、3次元空間上に配置したメッシュを表示しているように見える。ちなみにこういう見え方をしているとき、視点の角度によっては線が表示されなかったりする。
いろいろ試した感じ、少なくとも2種類の方法で線を描画しているように見える。
平面のメッシュに円を描いたテクスチャを張り付ける方法でやってみる。白い線のほうがそれ。
やはり、カメラからの距離によって線の見え方が結構変わってしまう。
まぁこういう見え方も、味があるといえば味がある（そもそも、すべての軌道の線がくっきりはっきり見えてる必要があるんだろうか）。
後、当然ながらこのやり方だと真横から見たときに線は見えなくなる。
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DrawLineで描画する方法、あんまりパフォーマンスが良くない。10くらいの惑星軌道ならいいけど100だとちょっと無理そうな感じ。座標変換をCPUでやってるからだと思う。まぁ、いっぺんに100も描画したいか、ってのはあるけど。
注目している軌道だけDrawLine使って、そうじゃないところは別の方法で描画するか。
2023/10/20 06:13
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