ここまでやってみて、Volumetric Cloudsって、イメージした雲を作るのに向いていない気がした。
同じような積雲(わた雲)が空に浮かんでいるのを表現するのにはいいかもしれないけど、実際の空を見ていると、雲ってもっと複雑で、それをVolumetric Cloudsのパラメータをいろいろいじったところで表現できるような気がしない。
なので、イメージにあったCloud Wisps Textureを作成してみる。
Cloud Wispsテクスチャは、Gimpで
・8192 * 2048px の新規画像作成
・背景レイヤーと別のレイヤーに雲ブラシで雲を適当に描く
・レイヤーを統合
・フィルター>変形>極座標
・キャンバスサイズを2048 * 2048pxに変更
・コントラストを強めにかけて、明暗をはっきりさせる
の手順で作成した。
最後のコントラストの調整は好み。のっぺりした雲を作りたい場合はかけなくてもいい。
あと、雲ブラシで雲を描くときは、下側のほうだけにする。上側は天頂となり、極座標変換をしたときは中央にぎゅっと詰まって歪んだ雲になってしまう。
今回はやらなかったけど、天頂付近にも雲を出したい場合は、極座標変換を掛けた後で中央付近に描けばいいと思う。
また、円周の一部にしか雲を描かなかったのは、実際全周に雲があるようなケースって、そんなにないような気がするから。もちろん、全周に雲があるような場合を表現したい場合は、全周に雲を描く。
で、作成したCloud Wispsのテクスチャを指定して、Cloud Wisps Intensityの値を4に変更する(Cloud Wisps の色が濃くなる)。