お酒に関するトラブルが世間を騒がせているが、こんな興味深い研究があるのをご存知だろうか。日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化してきたことが、理化学研究所などの分析で分かったという。詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が“何らかの理由”で環境への適応に有利に働いたとみられるという。日本人がお酒に弱い体質の人が増えるよう進化した“何らかの理由”とは何なのか?お酒が飲めない「下戸遺伝子」の研究を行っている、北里大学の太田博樹准教授に話を聞いた。ーー日本…