こんにちは。LINE証券フロントエンドエンジニアの鈴木です。この記事は「UIT 新春 Tech blog」シリーズ2日目の記事です。 LINE証券ではTypeScriptを使用しており、TypeScriptの力を最大限発揮させられるように日々取り組んでいます。そこで、この記事ではLINE証券のプロダクション用コードで実際にConditional Typesが使用された事例をご紹介します。Conditional TypesはTypeScript 2.8で追加された機能で、部分型関係に基づいた型レベルの条件分岐やパターンマッチができる機能です。TypeScriptの機能の中でも高度な部類であり、一部の型に凝ったライブラリや曲芸的な遊びを除いてはなかなか実用例を聞かないものです。 我々が書いたコードでConditional Typesが使われた事例をご紹介することで、皆さんにもConditional Typesを身近に感じていただき、ぜひ自分のプロダクトでも活用機会を探していただきたいと思います。