ランジャタイ、そのコンビ名はおそらく「蘭奢待」に由来すると思われる。東大寺正倉院に収蔵されている香木で、それを嗅ぐ事のできるのは天下人の証と言われていた名宝である。なんというものをコンビ名に冠しているのだろう。彼らはお笑い界の天下を獲るつもりなのだ!!ネットで調べてみると、”ランジャタイ”という競走馬もいるようなので、そちらからの引用の可能性もなくはありません。 彼らの漫才のどこに痺れてしまったかというと、その圧倒的なイマジネーションの連なりである。ザリガニの”ザリちゃん”の話から始まり、授業参観の教室や野球場と場面が突如に転換されていく。その転換には何の脈絡もない。ボケの国崎の「授業参観来て…